感傷

フクロウ
05 /25 2017
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大空を舞う鳥は自由の象徴。
ドラマの主人公が、飼っていた小鳥を外に逃がしてやるシーンを
誰しも目にしたことがあるでしょう。
しかし自然の中で生きる術を教わっていないカゴの鳥にとって
外の世界は脅威でしかありません。
食べ物は自分で探さなければならないし、天候は容赦なく、
危険な場所、天敵、他の鳥たちの縄張りでいっぱいです。
中でもカラスはなぜかフクロウを見つけると集団で襲ってきます。
飼い主が何より求められるのは
責任をもって最後まで丁寧にお世話をすること。
小型のフクロウは外でのフライトも必要ありません。
家の中でどれだけ快適に過ごせるかが肝心。
フクロウが空を眺めていると人はつい
センチメンタリズムに捕らわれてしまいます。
でもフクロウのほうは実は窓ガラスにへばりついたちっちゃな虫を
凝視しているだけかもしれませんよ。
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鳴き声

フクロウ
05 /18 2017
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フクロウは様々な鳴き声を持ちます。
アフリカオオコノハズクは「ニャー」と猫のように鳴きます。
コキンメフクロウは「キャン」と小型犬のように鳴きます。
アナホリフクロウの豆もそんな鳴き方で「NO」を表現します。
姿が見えないと「犬ですか?」と聞かれてしまいます。
まさか手に乗る程度の小さな鳥が
「うるさい!」「出ていけ!」などと吠えているとは
思ってもみないでしょうね。
真夜中に深い森の奥から静かに聴こえてくる、
フクロウのホーホーという鳴き声…
そんな癒しを、これからフクロウを飼おうという方は
あまり期待しないほうがいいですよ。
それどころかご近所から苦情が来る恐れも。
お店では静かだった子も
あなたの住居が寛げる場所であったなら
精いっぱい声を張り上げて
縄張りを主張するかもしれません。昼も夜も。

怠惰

フクロウ
05 /11 2017
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フクロウは獲物の肉も骨も丸ごと飲み込んでしまいます。
そして消化しなかった骨や毛はあとでボール状にまとめて吐き出す、
それがペリットです。
豆も、骨や毛を混ぜた餌を食べさせると
まるで二日酔いのような顔でオエー、オエーと
何度も口を開ける動作を長いこと繰り返し
最後は首を振りながらひねり出すように吐きます。
便利な機能だなあと思うけど、見ていると結構大変そう。
お腹に残したまま次の食事を取るのもあまり気持ちがよくないらしく
吐いていないうちに次の餌やりをしようとすると
「ちょ、ちょっと待って!」という感じで慌てて出すことがあります。
部屋の片づけや宿題みたいについサボって後回しにしたくなる
面倒くさいことなのかもしれません。

それぞれの都合

フクロウ
05 /04 2017
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鳥は空を飛ぶ生き物です。
天敵に狙われた時、獲物を見つけた時、
「ちょっと待って、体を軽くしてくるから」などと言っている暇はありません。
フクロウも、出したい時に出したい場所で糞をします。
彼らにトイレの躾けはできません。
よく止まっている場所の下に何かを敷いて対応するのがせいぜいです。
他の小鳥と違って量も水分も多く
尿酸は水に溶けず、乾けば粉となって空中に。
肉食のため日に1~2度出るドロッとした茶色の盲腸糞は
離れた所でもすぐ分かるほど臭います。
でも糞は大事な大事な健康のバロメーター。
毎日、状態をチェックしては一喜一憂、
「豆ちゃん、今日はいいウンチしてるね、よかったね」などと言いながら
文字通り”お尻を追いかけて”拭いて回るのが飼い主の日課です。

みどり~な

アナホリフクロウの豆との暮らしを漫画にしています。@midorina_o

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